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【是枝佑和】万引き家族の感想!今敏かよ!?テンプレ展開をぶっ壊す怪作!「お父さん」と言わないだけで評価できる

是枝作品の万引き家族を見ました。

 

 

 

是枝作品は

  • 誰も知らない
  • そして父になる

この2つがよかったので、結構期待していました。

なんか双子の兄弟が子供たちだけで会うって映画はいまいちでした。

 

 

この監督はいつもずるいと思うのは、子供をうまく利用するんですよね。

まぁそれがWINWINの関係になっているからいいとしても。

ちょっと子供をうまく利用していて、ずるがしこいところを感じます。

 

gaga.ne.jp

 

 今回の万引き家族も、うまく子供を利用しているのですが。

今回のメインは、子と大人が五分五分ぐらいだったような気がしないでもない。

 

 

いろいろな賞を取りましたけど。

たしかにその価値は十分にあったと思います。

 

それはこの作品がよかったというより

【他の作品が似たり寄ったりで評価に値しない】

ってところに尽きると思います。

 

万引き家族が

「おもしろくない」

「つまらない」

という人は、数多くの作品に触れていない人だと思います。

 

そういう人は、テンプレストーリーが面白く見れて

「こっちのほうがおもしろい」

となると思うんです。

 

 

でもいろいろな作品を見すぎた人にとっては

「まぁこのぐらいじゃないと、評価できないかな」

って感じになるわけで。

賞をとったのは、賞を与えるような人たちはたくさんの作品を見すぎて、頭がちょっとおかしくなっていたのだと思います。

 

 

 

 

 

 

テンプレ展開をやめる

ネタバレがちょくちょく入ることになります。

 

 

自分はストーリーがおもしろい、おもしろくない以前に。

テンプレをぶっ壊すのは価値があると思っています。

 

だから、ドラゴンボールとかでセルゲームとか開催されましたけど。

それでセルが勝っても別によかったと思うんですが。

鳥山明は、ミスターサタンという人間代表の選手を送り込んだりしたのは、とてもポイントが高かったように感じます。

 

 

読者からしたら、悟空たちぐらいとの戦いしか頭に入っていない中。

そういう人間代表な感じでミスターサタンが参加してくるわけですね。

 

でも普通に考えれば、そっちのほうが普通なはずなんです。

だから、ピッコロ大魔王とかでてきたときも、悟空以外にも、結構な腕前の人間がでてきてもおかしくなかったように思います。

 

 

今回の万引き家族のテンプレぶっ壊し展開は、リリーフランキーとその妻が

「お父さんって呼べ」

「お母さんって呼べ」

って言っていたんですけど、子供は

「いつかね」

って言っていたんですよね。

 

 

で、最後の最後に、そのセリフを言う絶好のチャンスが来るんですよ。

テンプレ展開なら、そこで大声で

「お父さーん!」

っていうわけですが、言わないんだわ。

これだけで評価できるわ。

 

 

まぁ、もし最後に

「お父さーん」

って言ってもセーフだったと思います。

むしろそっちの展開のほうが好みだった人もいたかもしれません。

 

でも、そこで面白いと思ったのは

【子供がまったくそんなセリフ言う気もなさそうに見えた】

ってところです。

そこはすごく評価しますね。

 

 

そりゃそうですよ。

そんな日常で

「お父さーん!」

なんて恥ずかしいセリフを大声で言ったりするはずないだろ!

 

そりゃ映画として、最後の締めとして

「お父さん」

みたいなことを言って終わるのもアリだと思います。

 

 

でも子供が知りたかったのはもっと別のことだったんですよね。

まぁ、すごくネタバレになりますけど

「僕を置いていこうとしたの?」

みたいな感じなんですけど。

 

そりゃそうだろ!

子供なんだから!!

 

 

子供が大人を気づかって

「お父さん」

なんていうはずないんですよ。

 

子供なんて自分のことしか考えていないのだから。

自分が気になったことを聞くのは当然だと思います。

 

 

でもよくある作品は、よくできた子供が多すぎる気がします。

そういうテンプレみたいなところを、なくしたところは評価できました。

 

 

 

 

 

今敏が好み

 自分はアニメ映画でも今敏さんの作品が好きだったりするんですが。

 

今敏さんの作品の特徴として、テンプレ展開が待っていると期待させて。

ニアミスというかな、ミスリードなのかな。

よくわからないんですけど、そういう

【どう考えてもそことそこがはまるパズルだろっていうのをはまらせない展開にする】

 ところがあるんです。

 

 

 

 たしかに視聴者が

「こことここはつながりがあるだろ」

って思っていたのが、やっと出会って想像通りだったらすっきりしますけど。

 

つながりがあると思っていた人がまったくの無関係だったら

「あれ?」

な感じになって、拍子抜けというか、そういう感じになるんですよね。

「なんだったの?」

な感じになるわけです。

 

 

 最近はそういう展開がすごく少ないと思います。

だから、さっきもドラゴンボールのセルゲームの話をしましたけど。

 

悟飯とか、まったくセルゲームに関わらないまま終わったほうが自分的にはすごいと思いました。

でも、さすがにそれはできないですよね…。

その時自分は小学生でしたけど、小学生の自分でも

「どうせ悟飯がどうにかするんでしょ」

なんていうのがわかりましたから。

そのままだというのは、やっぱりいまいちな気がします。

 

 

 

 

 

 

本当の家族のほうが幸せか?

 この映画を見た人たちは

「本当の家族より、血はつながっていないけど幸せな家族もある」

みたいなことを感じ取った人もいると思うんです。

 

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万引き家族レビュー

 

 

 

これ思うんですけど。

実際の家族と過ごしたほうがなんだかんだで幸せだと思いますよ。

 

たぶんこれは、視聴者にも

「実際の家族より、もっと幸せに暮らせる」

みたいなことを言いたいのかもしれませんけど。

 

 

たぶんですけど。

あの男の子を見ていると感じますけど。

 

やっぱりちゃんとしたところで生きるのが大事だと思うんです。

まぁ逆にいえばちゃんとしたところで生きれるのなら、どこでもいいと思うんです。

 

 

だからあの例の万引き家族はNGであって。

なんか検察官なのかそんな女の人が、万引き家族の母親を攻めていたりしましたけど。

あれは視聴者はむっとするかもしれませんけど。

あの人がいうことが、多くの一般人の代弁者だったと思うんです。

 

 

実際あの女の子は

「帰りたい」

とかは言っていなかったと思うんです。

 

でも、大きくなれば、万引き家族のところで暮らすよりも

「家に帰れてよかった」

とか思うと思いますし。

そんなものでしかないような…。

 

 

万引き家族を見て

「普通の家庭より、万引き家族のほうで暮らしたほうが幸せじゃん」

みたいなものは、たぶん思ったらだめなんだと思います。

 

そんなのはタイトルを見た瞬間から多くの人がそう思うはず。

でもその内容を見て

「万引き家族と一緒に暮らしていたほうが幸せだったのでは?」

と思ったら、その時点で負けな気がします。

 

 

監督的には

「んなはずないじゃん」

だと思いますよ。

 

万引き家族で暮らすより、実際の親子で暮らしたほうが絶対にいいと思っているはずです。

 

たぶんそういう視聴者の考えをゆさぶるような作品を作りたかったんじゃないかと思って。

まさにそういう人がいた時点で、この作品は勝利だった気がします。

 

 

前もちょっと書きましたが。

「君の名は。」

は意味不明なんですけど、なんか知らないけど感動するんですよね。

 

だから、普通に考えれば駄作なんですが。

感動した人がいるのなら

「どうだ!」

って感じの作品だったと思います。

 

www.hatenyu.com

 

 

なんていうか、そういう作品は決して悪くないような気がします。

たしかにそういうのは、あまり作品に触れていない人からしたら

「意味不明」

で終わってしまうわけですが。

 

最近の作品は、意味が分かりやすい作品と、完全に意味が分からない作品。

極端すぎるんですよ。

 

そういう意味で、万引き家族の中途半端な感じは、そういうところもよかったです。

 

 

結局自分たちはニュースとかでも、結果しか見えないところがあります。

今回の吉本の宮迫らの謝罪も、ああやって謝罪会見を実際に動画で見れたことによって

「あの動画を見たら許した!」

なんて人がいるように。

中身を見ることで、心を動かされる人がいるわけですね。

 

 

自分はまったく心動かなかったですけどね。 

むしろZOZOの社長と同じ

「こいつ、まだ諦めていないな」

っていうズルがしこそうなところを感じました。

 

 

でも、まぁそういうものなんですよ。

人間って、どんなに腹が立っていて、その人を憎く思っていても。

その人が泣いてしまったり、その人が普通に謝ったりしたら、許してしまうものですよね。

 

そうやって感情で流されたりするところがあるんです。

でもそれが普通の人間だと思います。

そしてそれでいいような気がしますね。

 

 

 

 

 

思ったこと

 今思っていることは

「小学校のクラスメイトとか馬鹿ばっかりだったなぁ」

なんてことです。

 

当然自分も馬鹿でしたけど、自分は優しい馬鹿でした。

でもクラスメイトの中には、人のことを思えない馬鹿もいて。

そういうゴミが存在するわけで、世の中はそんなに甘くないと思います。

 

 

たとえば、この万引き家族には子供2人、後は20代ぐらいの女性が1人いますけど。

こういう映画を見ていると、その子たちが

「心が優しい子」

とか思ったりするかもしれませんけど。

そんな保証はどこにもないんですよね。

 

 

だから、この映画にでている子供たちが、性根が腐っているかもしれませんし。

そのことを考えれない人は、お花畑だと思います。

 

実際男の子はちゃんとした教育を受けれなかったので、万引きがどういうものなのかわかっていなくて。

それをわかったことによって、ストーリーが動いていくわけですけど。

 

 

ちゃんと教育を受けていながらも、万引きを平気でする子もいれば。

教育を受けていないにも関わらず、悪いことだと気づく子もいるわけで。

 

まぁそれを気づいたのも、駄菓子屋のおやじにいろいろ言われたからであって。

万引きが悪いことだと思っていなかったのも、万引き家族の悪い影響だったわけで…。

 

 

タイトル回収の意味としては、おそらくですが

【万引きをしても罪悪感を感じない人々が一緒に住んでいたが、その中の1人が罪悪感を感じ始めた】

っていうことで、あーだこーだなんだと思います。

 

だから、小学校のときにくそみたいな性格だったやつが。

もしかしたら、今あったらすごく聖人君子のようになっているかもしれませんよね。

ちょっと怖いな。

 

 

そんな感じですね。

でも、最近よくテンプレストーリーを見ていると、主人公が正義というか。

正しいというか、味方がみんな心が綺麗とか、おかしいと思うんです。

 

むしろこの世に心が綺麗な人間なんて、本当に少ししかいないと思います。

ヤフコメ民なんて、いじめられている人が命を落としてしまうと

「逃げてもよかったのに」

なんていいつつ。

 

不登校な生徒を見ると

「我慢も必要だ」

なんていうわけで。

どっちよ?

 

 

人間なんて、ちょっとしたことでころころと意見が変わるわけで。

この万引き家族も、別に血のつながった親より立派とかそういうこともないわけで。

 

結局善も悪もないというか、確実に言えることは

【万引きは犯罪です!】

ってことです。

 

 

もし銀行強盗したお金で人助けをしたとしても、多くの人は許さないと思います。

そんなものです。

 

世の中は、ボランティアでゴミ拾いしている人を立派と思わないで。

バットでボールを打ちまくるプロ野球選手を尊敬したりする、よくわからない場なんですよね。

なんの役に立ってるよ?

 

でもゴミ拾いをしている人たちより、そういう棒とボールで遊んでいる人たちのほうが、何倍もお金と尊敬を得ることができるわけですよね。

 

 

性格がどんなによくても、ゴミ拾いしている人よりも。

性格がゴミみたいだけど、職業がプロ野球選手のほうが、おそらく尊敬されると思います。

いやボランティアをしている人も立派ですけど。

ボランティアしている人を、そんな立派だと思えないでしょ。

 

募金活動している人はゴミですけどね。

クズで、ゴミで、どうしようもない人間だと自分は思っていますけど。

 

 

 

そんな感じで万引き家族は、怪作でした。

似たような展開のテンプレ作品を見るよりは、ずっとよかったです。

 

まぁ人によっては、似たような作品を見たほうが満足できるのかもしれませんけど。

もういい加減、異世界があーだこーだとか。

タイムリープものとかもいいと思うんですけどね。

 

自分はタイムリープ物は結構好きなんですけど。

「サクラダリセット」とかいう、よくわからないものまででてくるとさすがにもういいかな。

 

「僕だけがいない街」はとてもよかったですけどね。